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Webサイトを動画化したらSNSへの展開に便利なのではという話

早速ですがこちらの動画を再生しつつお読みいただけると幸いです。

弊所のCM2021年版です。2分間で何ができる人間なのか説明できて便利、という営業用ツールとして制作しました。

また、「Webサイトを動画化した映像を作れます、どうでしょうか?」という商品サンプルにもなっています。

 

最近、ランディングページ動画化の仕事をいくつか請けて、便利そう、需要ありそうだなあと。

それらが非公開案件だったので、「公開できるサンプルがあるといいな~自分を素材に作るか!」という経緯で制作に至りました。

 

Webサイトを動画化すると、SNSに掲載したりメールマガジンに添付したり、という形で利用できます。

いちSNSユーザーの所感ですが、ぼんやりTwitterやInstagramを見ているときの気分から、いきなりリンクをクリックして外部サイトを開くのはちょっとハードルがあるんですよね。

まずタイムライン上で再生して概要を知って、詳細が気になったらWebサイトの方に飛んでみる、というフックとして動画が機能するのではないでしょうか。

 

本題は以上。

あとは、メイキングと宣伝です。

弊所CMの作り方

1. 構成をテキストで書き散らかす→まとめる

Web上に記載している情報から、要点を抜き出して一本の流れにしていきます。

最初はナレーションを入れようかとかインタビュー風のパートを入れようとかいろいろ盛り込んで長くなっていました。

最小限が伝わって後はWebサイトに誘導できればいいや、ということで無駄を落としてまとめていきました。

 

完成版も、まだちょっと文章長かったかもな~と思っています。

映像は読むものでなく見るものなので、「キーワードを印象に残す」程度の役割で文字を使うのが良さそうですね。

 

 

2. レイアウトを大まかに作成、必要な素材の目途を立てる

文字と画像・映像をどう配置するか、編集ソフト(AfterEffects)上で組んでいきます。

元になる弊所Webサイトが白黒シンプルデザインなので、動画もほぼ飾りのない画面になりました。

薄緑は弊所のイメージカラー。名刺とかにも使っている好きな色です。

 

映像商品サンプルとしては「もうちょっとデザイン要素の多い画面も作れるよ」というところを見せた方が良かったかもしれない。

今回は「元にするWebサイトにトンマナ合わせで制作できますよ」の方を重視した、ということで。

 

 

 

3. 撮影

人物紹介の横に既存の写真を表示する、でも良かったのですが、せっかくならと映像を使うことにしました。

働いている自分の様子を自分で撮るのは難しいので、以前の勤め先の先輩ビデオグラファーさんに依頼し、撮影していただきました。感謝。

お客様の許可も頂けたため、実際の仕事中の様子です。

 

撮られてみると、所作が思っていた以上にひょろひょろしていて、もう少し優雅になりたいな……と思いました。

親しみやすさがあってよい、という便利な言葉でとりあえず自分をなだめます。

何にしても、人の実際の雰囲気というのは、文字や写真より映像の方が伝わりやすい部分ですね。

(人物紹介に焦点を当てたインタビュー映像というのも制作しているので、ご参照ください)

 

 

4. 細かい動きと音を付けていく

素材がそろったので一つひとつ動きを付けていきます。デザインがシンプルな分、安っぽくならないように細かく動かしました。

暇があったので曲も作ることに。シンプルでかわいい感じにな~れ、と念じつつ音を並べていく作業。

作曲ソフト(StudioOne)と編集ソフトを行ったり来たりしつつ、音を付けたり、動きのタイミングを修正したりを繰り返して完成。

 

イメージに近い曲が販売素材で見つかれば買って使った方が楽だし早いのですが、作曲できるようになっておくと権利周りの面倒な心配が要らないのは良いですね。映像尺にぴったり合う曲で作れるというのもいいところ。

作れる曲調が限られているので、場合に寄りけり。作曲の腕はもっと向上したいです。

制作期間と金額目安

最初の構成案を書いたのが2/23で、完成が5/7なので、2ヵ月ちょっとかかりました。

他の仕事の合間に少しずつ進めていたので、実質の作業時間としては2週間あれば作れるかな、という感じです。

 

商品として制作する場合は40,000~80,000円くらいの見積もりになりそうです。

構成提案はどの程度必要か、撮影は必要か、デザインやモーション付けの作業量がどの程度になるか、というあたりで金額変動します。詳細はご相談ください。

 

お問合せは弊所Webのコンタクトページよりどうぞ。